先週末から西日本を旅していました。島根(松江・玉造温泉) ⇒ 萩、そして名古屋。いよいよ日本全国行脚2023も完遂。
島根は講演会に呼んでいただいたため。出会えた人たちが素晴らしすぎました。とても思い出深い旅となりました。
山口・萩では、吉田松陰「先生」の記念館や墓地を回ってきました。
吉田松陰先生は生粋の教育家だったのだという印象が残りました。
勉強(読書)が大好きだったようですが、
教育者としての情熱があったからこそ、
明倫館(長州藩校)もすごかった。当時は武術・剣術・
萩の学校では、
「至誠」――真の心を尽くせば、届かぬ・
言葉以上に、心が熱かった。だからこそ言葉に、行動に、
当時の日本には、藩校・寺子屋・塾が全国にたくさんあった。
「情熱」から始めるからこそ、通いたいと思うし、感化・
自由教育・私教育を通じて育った心が、
もし心を管理・統制してしまえば、情熱は育たない。
今の日本社会の閉塞は、
学校で学ぶことがお上(文科省)に管理され、
幽閉されて、その外に広がる学びを知らず、
また学ぶ意味もわからないまま、
中味のない教育・勉強。しかし事実上の義務であって、
政治、経済、社会制度のみならず、教育もまた病的に停滞・
当時は、日本全国に「吉田松陰」がいた。
そういう大人が子供・若者を薫陶して、
2023年12月20日